データ可視化の便利ツールRawGraphs紹介

Takahira です。今回は、グラフ作りのときに使える便利なツール RawGraphs を紹介します。

私は、プロトタイプを作るときなどに特に使っています。

RawGraphsとは

RawGraphs とは、クリックなどの簡単な動作で、簡単にグラフを作れる WEB ベースのツールです。

ソフトウェアのインストールもいらず、データをアップロードして、グラフを選択するだけで、かなり早く可愛いグラフを作ることができます。

エクセルに比べて、グラフのレパートリーも多く、目盛りの調整なども割と細かくできます。

できたグラフは色々な形式(SVG や PNG など)で保存できるので、好みのグラフがレパートリーにある場合は、このサービスだけで十分かなと思います。

また完全無料(おそらく)なのも良いところです。

実例 : RawGraphs

実際に使用例を見てみたいと思います。


  • ① データのアップロード


まずはじめに、グラフにしたいデータをアップロードします。

お試し用にサンプルデータセットも選べるので今回はそれで行います。

データを選択すると、下記のようなデータの Overview 画面になります。

mapg1


  • ② グラフの選択


次に使いたいグラフの種類を選択します。散布図や棒グラフなど基本的なものから、バンプチャートや箱ひげ図など少し高度なものまで選択できます。

今回は、凸包プロットを選択しました。(簡単にいうと、凸包プロットとは、散布図を書いた上で、それをグループごとに囲んだものです。)

グラフの選択画面は以下のようになっています。

mapg2


  • ③ データ特徴の選択


次に、データのどの列を用いてグラフを作るか選択します。

凸包プロットの場合は、X 軸、Y 軸に用いるデータと、囲みを作るのに用いるグループやラベルに使用する要素を選べるようです。

データの選択画面は以下のようになっています。アップロードされたデータをもとに自動で候補が表示されています。

mapg3

  • ④ データ特徴の選択


③ まで行えば、以下のようにもうすでにグラフができています。超早いですね!

最後に以下のように、軸の目盛りや色使いなどの詳細を調整できます。

mapg4

今回作ったグラフは以下のようになりました。

1 分くらいでデータのアップロードからグラフの作成まで完了することができました。

mapg5

また、補足ですが、作ったグラフは SVG 形式でダウンロードすることができます。

なので、もっと詳細にカスタマイズしたい場合は、Illustrator 等で調整することも可能ですね。すごい!


今回は、グラフ作りのときに使える便利なツール RawGraphs を紹介しました。

素早く可愛いグラフを作りたいときなどに、特に便利だと思います。

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